同じ参考書を何周も繰り返す理由 [勉強の仕方や覚え方]
GW中にOJiMさんが書かれたこの記事がずーっと気になっていたのですが、逆襲されることを覚悟の上で、私の思うところをまとめてみました。
OJiMさんは、同じ参考書も4周目以降になると、
問題や答えを覚えてしまっているので、問題を解くことを主眼にして何周繰り返していても、英語力もTOEIC力も1mmも伸びないと思います。
と仰っておられますが、これは本当にそうでしょうか?
というのも、この日記で何回も書いているように、私はピンク本や公式問題集4冊を使って、20分模試を繰り返しています。
恥ずかしながら、このGW前後の演習でも8問間違えましたが、全体で52×16=832なので間違いは1%以下です。
それぞれ10周以上繰り返しているのに間違えるのは、私がアカンこともありますが、
- 未だに曖昧だったり気付かなかった箇所がある
- 学んだことを思い出し方を間違える
からです。
また、OJiMさんご自身も仰っておられるように、
語彙・語法系は、忘れている問題が多くて以前間違えた問題はやっぱりまた間違えてしまうんですよね。
ということもあります。
意地になっている訳ではありませんが、上記の5冊を常に全問正解できるレベルに持って行くのが現時点での目標であり、それを通じて、たとえ1mmづつでもTOEIC力はまだ伸ばせると思うのです。
でもまあ、3月のTBR in 宮崎の中で、あーるさんも同じ参考書を何周も繰り返すことに懐疑的である旨のことを言っておられたので、ある程度高得点者の方においては、OJiMさんの言われる通りなのかもしれません。
ただ、私のような英語が元々アカン&スコアが800点台止まりで、例えば本番のPART5で結構間違える学習者は、まだまだ繰り返し学習が必要です。
あと、
未だに、文法的知識があやふやな部分があるんですね・・。
については、私も全く同じで、それも、
具体的にどこがどうだとは、恥しくて公表できませんが
だけでなく、絶対に極秘にしたいレベルもあります。
それと、
そう言えば、高校生の頃、中間テストの前になると、なぜか、小説を読み返したりしたくなりませんでしたか?
ですが、これも激しく、
ある!ある!あるぅ~! ←大半の方が意味不明?
であり、私の場合は、松本清張、三島由紀夫、石川達三でした。
その時は凄く楽しかったのですが、でも正直なところ、そんなことに走らずに英語をちゃんと勉強しておけばと今頃反省しています。
祝・「極めろ!」メルマガで紹介していただきました [その他]
既に皆さんのお手元に届いていることと思いますが、スリーエーネットワーク編集部さんが発行しておられる
「極めろ!」メルマガ ~イクフン先生からのおくりもの~
の2011年5月11日発行において、今週のTOEIC関連ブログとして、
『英語がアカン人のTOEIC攻略日記』
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/
by 柴犬
を紹介していただきました。
このメルマガ自身はNo.030で毎号読んでいて、どういう基準で紹介対象を選んでいるのか、また取り上げていただく時は、事前に何らかの打診があるのかと思っていましたが、
ある日突然に紹介される
ようです。
でも本当に、有難うございました。
これからも、
極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 5 & 6
- 作者: イ イクフン
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 2009/09/14
- メディア: 単行本
と
解きまくれ!リーディングドリルTOEIC TEST Part 7
- 作者: イ イクフン
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 2010/09
- メディア: 単行本
でしっかり勉強します。
「使える英語の効果的学習法」セミナー [TOEIC全般]
このGW中にメールが来ていたのに見落としていたのですが、今月後半に大阪・東京で「TOEIC SWテスト効果的活用法セミナー」が開催されます。
第1部は、
TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト説明会
にて、以前に私が出席したのと同じような内容だと思います。
しかしながら、第2部は、メニューが変って、
「使える英語の効果的学習法-目標達成までのルートマップ-」
と題する講演会で、鹿野晴夫先生が、
4技能が同時に伸びる学習法を紹介
して下さいます。
この4技能とは、
- リスニング
- リーディング
- スピーキングテスト
- ライティングテスト
のことですが、今回の講演会の本来の目的は後ろ2つの力を測るTOEIC SWテストの紹介と参加促進です。
でも、通常のTOEICテスト向けの前2つの力も含めて伸ばす学習法を教えてくれるのですから、それを目当てに参加してもよいのです。
恥ずかしながら、鹿野晴夫先生のことを存じ上げませんでしたが、TOEICの参考書を沢山書いておられ、加えて、前回迄の講演者の千田潤一先生と同じくICC社の講師もしておられるようです。
説明会の詳細については、TOEICのホームページを見ていただくとして、事前申し込み不要&無料で誰でも参加できます。
また、対象者として、
TOEIC(R)スコア600点以上の方向け
とありますが、そんなことを気にする必要もなく、TOEICをこれから受験する人が全体の雰囲気を知る目的で参加するのもOKと思います。
ただ、日程が、
- 大阪:2011年5月21日(土)
- 東京:2011年5月22日(日)
であり、5月の公開テストの1週間前なので、その準備を優先するなら今回はパスしてもよいかもしれません。
というのも、過去の経緯からすると同内容の講演会が、多分ですが今後数回繰り返して行われるからです。
ただし、小生がこれを保証するものではないので、今回参加するか否かは最終的にはご自身で判断して下さい。
読解特急2の2周目 [参考書と道具]
先週の金曜日からの3日間と一昨日迄の3日間の計6日間で、
の2周目として毎日5setづつ解きました。
昨年の11月の1周目のことは全然覚えておらず、また集計ファイルが見つからなくて不思議に思ったのですが、当時の日記に、
かなり間違えたので少しショック
と書いてあるので、その時は手集計だけで済ませたのかもしれません。
細かな箇所を見るのはこれからですが、取り急ぎ結果をまとめます。
1周目(2010/11)
解答総時間=1:32:23
正答数=71/90
2周目(2011/5)
解答総時間=1:32:44
正答数=79/90
今回は、
正答率を上げる
ことを目標としたのですが、71→79ですから前進は少しです。
むしろ具合が悪いことに解答総時間が1周目より多くかかっています。
加えて、PART7の場合1問1分が原則ですから、30set/90問では1:30:00内で解かなければならないにも関わらず、2周目もそれをオーバーもしてしまっています。
2周目の正答数を本番に合わせて換算すると42/48ですが、解答総時間を勘案すると、現在の私の実力は40/48ぐらいかもしれません。
あと、今回感じたことは、
読む時間が掛かった問題は
正答率が低い
です。
要するに、
読み方が浅いと
解答の根拠を見つけられずに
問題文と設問を何回も往復して
時間がかかった挙句に間違っている
のです。
このあたりの弱点を改めて意識しながら、来週からは再び、
解きまくれ!リーディングドリルTOEIC TEST Part 7
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- 発売日: 2010/09
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に戻ります。
hasとhasn'tが区別できない [勉強の仕方や覚え方]
一昨日に書いたPART1にも関連するのですが、hasn'tとhaven'tとcan'tなどが未だに曖昧です。
殆どの場合、hasとhasn't、haveとhaven't、canとcan'tが同じように聴こえてしまうのです。これら以外に、wouldとwouldn'tなども同様です。
ではどうやって区別しているかというと、例えばhasとhasn'tの場合、
- 微かにh-と聴こえる場合はhas、ある程度ハッキリhas迄聴こえる場合はhasn'tと判断
- 前後の意味からの推測
に頼っています。
これが邪道であることは百も承知しているのですが、今のところコレしかないのです。
勿論、手を拱いているわけではなく、ここ暫くのシャドーイングも、
発音できる音を増やす→聴ける音を増やす
を目的としていて、大幅に希望的観測ながら、少し変わってきたような気もするのですが、イマイチ確信が持てません。
昨日配信されたヒロ前田先生のメルマガによると、2011/1/30のTOEIC公開テストおける私の素点=93点だったみたいなのですが、このhasとhasn'tとの違い辺りを攻略は、更に上積んで95点(→スコア480点)に到達するには絶対必要です。
そう思って今日も公式問題集のタイムアタックとシャドーイングを繰り返しました。
高得点者の戦略に学ぶ@PART1 [勉強の仕方や覚え方]
毎日の勉強を反省しながら日記を書いているのですが、同時に、他の学習者の方のサイトを訪問して色々と学ばせていただくことも多いです。
中でも、最近HUMMERさんが書かれた「リスニングで満点を獲るための戦略~解答時の基本~」と「TOEIC学習関連備忘録」の2つは、自分の解き方を振り返えり、高得点者の方との実力の差異を認識するにおいて非常に参考になりました。
便乗の日記で恐縮ですが、絶対に落としたくないPART1の解き方を振り返ってみます。
写真を見て予想
HUMMERさんは、
Directionsが流れている間に、写真に目を通しておきます
と言っておられますのですが、私の場合、LISTENING TESTの説明~PART1のDirections迄はPART5を解き貯めをせざるおえず、Exampleのあたりになってようやく写真10個を一気に見ます。
すると間もなく“Now Part1 will begin”が聴こえてきますので1問目の写真をジックリ見るようにしています。
その時にすることは、
問題の音声が流れる前に、どんな内容の英文が流れてくるかを予想しておきます。
英語でそれができればベストですが、日本語でも構いません。
写っているものをできる限り挙げる(可能な限り英語で)
に近いのですが、私の場合は英文ではなくブツ切れ英語迄で精一杯です。この場合のブツ切れ英語とは英単語が大半で、よくいって句までです。
予想内容自体は、
(例)女性が本を読んでいる、女性がバック・パックを背負っている、女性は半そでのシャツを着ている、天井にライトが並んでいる……など。
と同じような感じですが、例えば(例)の1つ目なら、
woman,readeing,book
といった単語の羅列での予想が現在の私の方法です。
ただ、人が写っている場合でも背景、例えば4つ目の「天井にライトが並んでいる」や「壁に絵が架かってる」ことに関する描写が正解となる場合があることは、公式問題集を何周もしている内に慣れました。
それでも、
音声が流れてきたときに英文のイメージと写真が瞬間的に一致
しないことが偶にあるのですが、その時の焦りは尋常ではなく消去法で逃げるしかありません。
マークシート上での鉛筆の動かし方
これは、HUMMERさんとほぼ同じです。ただ、たまに最後迄正解らしきものが見つけられない時があり、この時も消去法へ一直線です。要するに聴く力が十分ではないのです。
動作/状態を表す表現と受身の進行形
TOEIC参考書の裏を掻いて昨年10月の公開テストのマイナーフォームに出たputting onのことは、
新TOEIC TEST 総合対策特急 正解ルール55(CD付き)
- 作者: 森田 鉄也
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 単行本
で学びました。また、受身の進行形はずーっと苦手意識があるので、昨年の夏に、
で集中的に勉強して、その後もノートを見返してはいるのですが、まだ完全払拭には至っていません。
発音が似ている単語
TOEIC対策の定番であり、流石に引っかかることは少なくなりました。私の方法も、
「すべての音声を聞き取り、単語ではなくセンテンスの内容全体をシッカリと理解する」スタンスで臨めば問題ありません。
の通りなのですが、もう少しハードルを下げて、発音が似た音の前後の単語だけでもよいので合わせて判断すれば少し区別し易くなります。
写真から判断できない表現
これが案外やっかいで、何故か私だけが写真の動作が理解できないことが昨年のテストでもありました。
また、細部を見落としているのではないかと疑うことも以前にはあったのですが、何れも選択肢を聴けていないのが理由だったのだと思います。
PART1のまとめ
ここ数回の公開テストでのPART1は満点or1問ミス程度だったので少し安定したかと思っていたのですが、こうして比べてみると未だ問題含みです。
GW後半では、公式4冊を使った
- 写真から英語→英文を予想
- 苦手分野の洗い出し→まとめ
- 聴けてない箇所のチェック→10回聴く
の演習をしてみます。
休まない [その他]
昨晩のことですが、安藤美姫さんが世界フィギュアで優勝したのはとても嬉しいニュースでした。
一方でキム・ヨナさんは残念でしたが、何でも約1年間も試合から遠ざかっていたそうで、それが細かなミスを呼んだのかもしれません。
だからというわけでもないのですが、私の場合、ここ2年間程TOEICを受け続けているのは、休むと不安だからです。
この「休む」には、
- 公開テストの間が空く
- 勉強をしない時期が発生してしまう
の2つの意味があるのですが、やはり細々&コツコツとでも続けていることで、辛うじて気持ちを維持できているのだと思います。
ということで今日から5月であり、月末の公開テスト迄4週間です。
前回からは4ケ月ぶりの公開テストになりますが、GW中も含めて休むことなくシッカリと準備します。