直前の1週間前に中村先生の指示に従わない勉強法の検討 [勉強の仕方や覚え方]
既にご存知の方も多いと思いますが、今晩は、
の放送があります。
そこで聞いてみたいのが直前対策です。
おそらく多くのTOEIC学習者が、中村澄子先生が常日頃から色んなところで仰っておられる、
追い込みはリスニングです。リスニングは簡単に100点くらい上がります。
に従っていると思います。私も以前はそのように勉強していました。
しかし、リスニングのスコアが450点を超えると、そこから先は超急勾配に感じます。
一方で私の場合、リーディングは長く400点前後に留まっていました。
直前に過去の教材の復習に力を入れてもなかなか上昇しません。それどころか慢性塗り絵病から抜け出せないのです。
そこで私のとった勉強法は、
TOEICテスト 完全攻略リーディング 10回模試 解説付き
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などを使って、初見のドキドキ感に慣れることでした。
直前に新しい教材に手を出すことは一般にはタブーだし、調子を崩すリスクがあることも承知の上です。
でも、そうすることで不思議なことに33問平均だったPART5が37問平均に上昇しました。
また、PART6を高速で駆け抜ける術やPART7で息切れしないリズムを体得できたような気もします。
990点を獲られたOJiMさんのケースと同じだとは思いませんが、私のように900点超えを目標にしているTOEIC学習者で、リーディングのスコアが良くない方にとって、初見問題で緊張感を高める対策もアリだと思うのです。
そこで、先月の記者会見で、
記「課題とされていたPart7では何か対策されたのですか?」
オ「試合の一週間前から初見の模試を解き続けたのが功を奏したようだ」
と言っておられた、OJiMさんに改めて聞いてみたいのは、
900点超えを目指す、
リスニング>リーディングの学習者の直前対策
です。
本件を今晩の放送用のコメント欄に書き込みます。興味のある方は、是非一緒に聴きましょう。
手抜き型のシャドーイング [勉強の仕方や覚え方]
気が付けば、GWもとっくに終わり既に5月半ばです。
暫くの間パソコンが使えなかったのとipodを持って行くのを忘れてしまったために、
のPART3/4のシャドーイングが出来ませんでした。
しかし、代わりに実施していた音読でいろんなことに気付きました。
一例を挙げると「抜けている箇所」が方々にあるのです。
シャドーイングの場合、音を合わせてように思えても実際には発音していないwordがあることになかなか気付きません。
しかし、実際に文字を目で追うながら音読すると、従来のようなスピードで進みません。
要するに、これまでは手抜き型のシャドーイングでした。
更に言うと、一塊で通過しなければならないところもブツ切れのままです。
どこかで読んだor聞いた、
話せないのは聴こえない
からするとリスニングセクションをまともに聴けている筈がなく、465点から上に行けないのもこのあたりに理由があるのかもしれません。
[cozymoonさんとのコラボ企画] 単語の覚え方 [勉強の仕方や覚え方]
cozymoonさんと同じテーマで記事を書くというコラボ企画を提案いただき、先を越されましたが、一気にまとめて追っかけリーチします。
[柴犬さんとのコラボ企画] 単語の覚え方(その1)
http://toeic2012toeic.blog.fc2.com/blog-entry-26.html[柴犬さんとのコラボ企画] 単語の覚え方(その2)
http://toeic2012toeic.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
単語本派or文脈派
これは以前
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2011-03-26
に書きましたが、単語の暗記は無味乾燥に感じて嫌いなので、今でも文脈派です。
「どちら覚えやすいか」ではなく「どちらが自分に向いているか」の選択だと思います。
テキストの選定
使っている参考書や読んでいる英文ニュースがテキストです。
中でも特に繰り返しチェックしているのは、やはりPART1/2/5で解いた問題に出ている単語です。
逆にPART3/4/7の問題文中に出ていた単語の全てを拾えているかというとかなり怪しいです。
なので、本当はcozymoonさんがしておられる
http://toeic2012toeic.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
ように、特定の参考書なりから徹底的に学ぶことも必要だと今頃思っています。
ノートに書きだす
公開テストの2週間前からは、周回した参考書・問題集で間違えた問題の要点をノートに書き出します。
千本ノック、特急シリーズは勿論のこと、時間を計って解いた模試本で間違えた、或いは間違いを誘った単語・熟語を
本番直前まで何回も繰り返して音読します。
また、書き出し方のポイントは、
出来るだけ要点を絞る
です。
通常の問題文では、色んな修飾が付いていますが、これを全て取っ払って、頭に入れたい箇所のみ書き出すのです。
一例として、Microsoft Attacks Google on Gmail Privacy
http://bits.blogs.nytimes.com/2013/02/06/microsoft-attacks-google-on-gmail-privacy/
の最後に書かれた、
Microsoft declined to say how much it will spend on the new Gmail ad campaign, which will also use the Scroogled slogan and appear on a Web site Microsoft has set up to showcase its Google ads at Scroogled.com.
において、赤字の部分だけを頭に入れたいとします。
勿論、この文章の他の部分から学べることが沢山あるのは承知しているのですが、思い切ってhow much以下を捨てます。
そして、
Microsoft declined to say
だけをノートに書いて、「declined to 動詞の原型」を頭に擦り付けるのです。
ダジャレやこじつけもアリ
それでも、どうしても頭に入らないor区別がつかない単語もあります.
その時は、奥の手としてダジャレやこじつけも使います。
一例として、以前に書いた記事を引用します。
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2010-07-18
こんなのは多分私くらいだと思うのですが、November、Decemberが出てきたとき、どちらが11月なのか瞬間的に迷うことが今でもあるのです。
その際、
1と1の間に補助線が入ってNovemberとなる
を思い出して、11月とNovemberを結びつけるようにしています。
また、fineという単語が聴こえたが聴こえた途端に、
fineじゃないfine(すばらしくない罰金)
を思い出して、どちらの意味かを考えるのです。
非常に程度に低い話ではありますが、堂々巡りしないためにも、小さな判断基準の積み重ねが結構役立ちます。
単語本の読書
ところが最近少し気分が変わってきて、時々、
新TOEICテスト スーパー英単語―5人のエキスパートが選んだ3000語
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これが済んだら、
パターンを見つけて「型」化する [勉強の仕方や覚え方]
11月の900overの直後に書いた記事に対して頂いたコメント
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2012-11-13
に対する説明がなかなかまとまりませんでした。
Tony.Gさんからいただいた
>特に最近、2010年頃から2011年頃にかけてどうやって点数を伸ばしたのか。。。。。
>リスニングを400点から450点に伸ばす、最善の方法があれば、
に対しては、ここ
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2012-11-25
で書いたように、
公式問題集4冊を使って、
PART1:4つのstatementsを聴いてイメージを浮かべる
PART2:空で解答する
PART3/4:conversationsやtalksを聴いた後にquestionsに対して自分で解答する
を繰り返すことで結構地力の底上げになったような気がします。
のお蔭で800点台に突入し、Aクラスへ到達したのだと思います。
また、cozymoonさんからの、
>ここ数か月を振り返られた時、何に取り組んだことが効果的だったとお感じになりますか?
>10回模試を徹底的に取り組まれたことでしょうか?
に対しては、ご指摘の通り、10回模試の繰り返しにより、
- PART3/4が首尾よく解けるパターンを経験
- PART7で時間切れにならないスケジュール(塗り絵回避対策)
に慣れたことが900点超えの直接的な要因だと思います。
では、にも関わらず引き続いての11月の公開テストで同じことが出来なくて何故大ゴケして850点に下がったか?です。
アビメ分析
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2012-12-18
からも明らかなように、PART3/4/7の失点が敗因です。
単純に言ってしまうと「第174回TOEIC公開テストの920点はマグレだった。」のかもしれません。
でも、それではあまりにも寂しいので色々考え続けている時にTommyさんからのクリスマスプレゼント
http://blogs.yahoo.co.jp/abcsyu123/archive/2012/12/24
を聴いていて気付いたのが、
型が出来たら量を投入しなければならない
ということです。
つまり、10月の公開テストの時に微かに「型」が出来ていたものの、まだフニャフニャ状態であり、量の投入が足りなかったために、11月に崩れたのだと思います。
そんな状態ですから、冒頭に書いたお二人の質問に答える資格はないのですが、敢えて言うなら、
800/900超えを妨げている課題に対して、こうすれば上手く行ったと思えるパターンを見つけて「型」化する
ことをお勧めします。
直前の演習 [勉強の仕方や覚え方]
ここ2週間は、
を使った演習が勉強の中心です。
リスニング(45分)
PART5/6(20分)
PART7(55分)
PART6の最新状況 [勉強の仕方や覚え方]
keikeikeiさんから脅された
http://shibadogtoeic.blog.so-net.ne.jp/2012-10-07
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PART5=35/40
PART6=10/12
PART7=44/48(制限時間内では41/48)
PART7(SP×2set+DP×4set)=31分
PART6=7分
PART5=13分
PART7(残り)=27分(3分オーバー)
※制限時間終了時点でPART7の小問3問が残り、それを解きるのに更に3分かかりました。
>part6のコツはどんな感じでしょうか?
冒頭から読んで文意を掴みつつ、最初の(設問)を解答
2つ目、3つ目は問題タイプ、例えば接続詞とか、語彙とかを判断してその1文前から読んで解答
判断し辛い時のみ全文読み
>test8のpart6は読みづらかった気が。量こなすしかないでしょうか?
元々PART6が得意ではないので、私的には普通に読み辛いですが、このTest8で言うと、
144-146:テーマ的に問題の意味がわかりにくい
他の3set:前フリが薄くいきなり話に入っているので文意が掴みにくい
あたりが影響しているのかもしれません。
量をこなすことで一定の効果はあるのかもしれません。でも折角解いたのですから、問題の英文を繰り返して読み、且つ和文と照合して、PART6の話の展開を掴むことで読み辛さ解消に少しは手助けになるような気がします。
とはいうものの私もこのPART6は10/12ですから、あまり偉そうなことは言えません。
何か妙案が浮かんだら、改めて紹介させていただきますので、猶予願います。
あと、気になることと言えば、情けないポカミスが多過ぎることです。
この時期に模試で演習を繰り返すのは、
曖昧な箇所を発見する
忘れたことを再度頭に入れて少なくとも本番迄は記憶を維持する
テスト勘を養う
の3点が目的ですが、それ以外にポカミス傾向の把握も必須です。
PART5の時間配分 [勉強の仕方や覚え方]
昨日書いたPART7のタイムマネージメントを成り立たせるためには、14:40~15:00、つまり20分でPART5/6を解けることが前提となります。
そのために昨年末から、
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を使って、(記憶に頼ることを避けるために)少し間隔を空けながら演習を繰り返したせいか、(多くはギリギリなるもハツモノ、或いはそれに近い模試でも)ようやく20分以内に収まるようになってきました。
方法は簡単で、通常は14:40に時計を合わせてスタートして、
- PART6を14:45に終わらせる
- PART5の101-120を14:52に終わらせる
- 残りのPART5を8分で解く
を原則に解いてゆきます。
とはいうものの、最初に取り組むPART6で思いのほか時間がかかり14:46(~47)までかかることもあるのですが、その場合は15:01終了の残り1分を使って帳尻を合わせるようにしています。
また、PART7の数setを残しての迂回作戦をとる場合、例えば、14:30からPART6→PART5でスタートするなら、10分前倒しで進行します。
この日記で何回も書いているように現在の私の課題はPART7の時間不足なのですが、PART5/6が制限時間内で解けるようになってから、PART7を落ち着いて取り組めるようになりました。
そして最近では、本番でも20分でPART5/6を解き切るのは当然として、誤答パターンを整理することにシフトしています
PART7のタイムマネージメント [勉強の仕方や覚え方]
直前対策と言うにはまだ早すぎますが、先週末から、
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を使ったPART7の演習を始めています。
方法は簡単で、本番と同じくリーディングはPART7から解きはじめることを前提に、
- 時計を(PART3/4のシッカリ塗りを終えた)13:47に合わてスタート
- SP×2→DP×4の終了時間をチェック(本番と同じスタイル)
- 14:40に終了が目標
を原則としています。
時々14:40に終わらない時がありますが、その場合は何問残したか、残りを解き終えるに後何分かかったかを記録しておきます。
この演習は今年の初めからスタートしたのですが、色々試行錯誤しつつも現在は上記の形に落ち着いています。
その結果分かったことなのですが、
- SP×2→DP×4が14:10で終わると全体も時間内に解き切れる
- SP×2→DP×4が14:15までかかると少しヤバくてギリギリとなる
- 戻ってのSPの157-170(~171)は14:30終了が目途となる
- 残り10問はに10分あてるが最後の5分は苦しいので(PART5への)迂回作戦も止む無しとする
です。
まだ完全とは言えませんが、現時点では、
- 時間内に解き切る練習を積む
- 正答率を上げるために誤答パターンを整理する
を重点としています。
Directionsの使い方@新しい禁止行為ルール [勉強の仕方や覚え方]
今回のテストから新しい禁止行為ルールの正式導入に伴い、PART1/2のDirections中にPART5を解くことができなくなりました。
代わってこの時間をどう使うかについては、ここに書きましたが、その後2ケ月の練習や結果について、まとめておきます。
練習時の方法と感想
7月の公開テスト直前に
のTest06~Test10を使って練習をしました。
方法は、
PART1のDirections時:PART3の先読み
PART2のDirections時:PART4の先読み
を基本とし、先読みの範囲については、
Test06/08/10:設問と選択肢の両方を先読み
Test07/09 :設問のみ先読み
としました。
先読みの範囲において、前者(設問と選択肢の両方を先読み)の場合、少し忙し感があるのに対して、後者の方がスイスイ感があります。
また、先読みしておいた方が、2回目となる本番で読み易さと理解し易さが高まりますし、安心感もあります。
あと気付いたこととしては、
- 設問の意味が分からない時でも選択肢を読んで理解できることがあるので、両方を読んだ方が良い。
- 設問が長い場合の方が、問題としては易しいことがある。(公開テストに当てはまるか否かは不明)
などがありました。
練習時の参考データ
サンプル数が少ないので参考にはならないものの一応出しておきますが、先読みセット数とスコアの関係はあまりないと思います。
つまり、多く先読みできた方が点数が良くなるなんてことはないということです。
予想されるリスクと回避策
どなたが指摘しておられたのが、
PART1/2のDirections中にPART3/4の先読みをするとPART1/2に集中できないし、戻り遅れが発生するリスクがある。
です。
これは、従来PART5を解いていた時と同様ですが、先読みセット数を欲張らず早めに戻って気持ちを切り替えること危険を回避することができます。
公開テスト本番での実績
上に書いた準備をして臨んだ第172回TOEIC公開テストでの実績は以下の通りです。
PART3の先読みセット数=7(設問と選択肢)
PART4の先読みセット数=5(同上)
PART3/4の正答数=55/60
PART1/2の正答数=35/40
練習の成果かどうかは不明ですが、PART3で7セット先読みできたことで気が楽になったせいか、私にしては比較的高い正答数でした。
PART1/2の正答数が良くなかったのは前記のリスクのためではなく直前の演習量の不足だっと思います。
今後の方針
当面は、
PART1のDirections時:PART3の先読み
PART2のDirections時:PART4の先読み
を続け、先読みできるセット数を増やすことを目標にします。
そのため直前の今週は、リスニング中心の演習です。
英文の構造をシッカリ押さえる [勉強の仕方や覚え方]
昨晩受信したメルマガの中で天満先生言っておられたのが、
パート5なんて、語数にしたら20語くらいが関の山。
だし、
その語数でそんなに複雑な文は使えませんから、文の構造が分かりにくいなんていうことはあまりない筈です。
なので、
文法の問題というのは完璧を目指しやすいはずです。
です。
理屈では確かにその通りです。
でも実際のところは、問題文を読んで、( )周辺を見て考えるので目一杯です。
また、瞬殺系で浮く時間は限られていますから、全ての文をしっかり読める時間があるわけではありません。
ただ、「英文の構造をシッカリ押さえる。」ことを意識することで、文法問題のミスをゼロにできるのなら試す価値はあります。
早速ですが、明日からスタートする千本ノックの周回の中で取り入れてみます。
ところで、(受けてないものの)6月の公開テストの問題を朝から復習していたのですが、Suzy's After-TOEIC Partyにmasamasaさんが出ておられました。
しかもリクエストに応えて掲示板で受験報告をしておられたので久々のmasamasa節をという方は、以下のURLでご覧下さい。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/10504/1286806657/356