かつて「新々英文解釈研究」で少し勉強しました [英語全般]

昨晩寝床で雑誌を読んでいたら「新々英文解釈研究」(研究社/山崎貞)

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のブームのことが書かれてありました。この参考書は大正初期の刊行で、団塊の世代が高校生の頃に新改訂版が編集され、少し前に復刻版が出たそうです。私は団塊の世代よりはずっと若いオジサンですが、とても懐かしく思いました。

というのも、私が高校生の頃、英語が大嫌いで当然成績もボロボロにも関わらず全く勉強しなかった私を見かねた当時の担任の(英語ではなく古文の)先生から受けた「英語の勉強の仕方」の特訓(といっても土曜日の午後半日を1回だけ)の時のテキストが、先生ご自身も大学受験の時に使われた「新々英文解釈研究」だったのです。

勉強の仕方は簡単で、

  1. 「新々英文解釈研究」の問題文をノートに書き写す
  2. 分らない単語は下線を引いて辞書で調べる
  3. 文の構造が分りにくい場合は、SV・・を書き、関係詞は括弧で括って先行詞を指すなどをする
  4. 訳文を作る
  5. 添削する


だけです。

先生の特訓の後は自習でしたが、確か「新々英文解釈研究」は問題文が1000題位あり、全部はできそうにない(←この頃既にヘタレです。)ので、奇数番号だけを取り敢えず1周しました。高校卒業迄にしたのはそれだけなので、大して力は伸びませんでしたが、なんとなく英語が分ったような気分(≒妄想気分)になりました。(それが大きな間違いでした。)
ただ、自分が理解したことを或いは理解しようとすることをノートに書くことは、勉強以外でもよく使い、結構役立っています。

ところで、冒頭の雑誌でも紹介されていたのですが「新々英文解釈研究」にこんな例文がありました。

He is an oyster of a man.
彼はカキ(牡蛎)みたいな(寡黙な)人だ。

構造は別にしても、こんな表現は、それまでも、その後の人生においても一回も見たことも聞いたことがありません。全部が全部とは言いませんが、こんな固めの面白みに欠ける例文が多かったので、砂を噛む様な味気なさだけを覚えています。

ただ、復刻版が出たと聞いたら、もう一度読んでもみたくなりました。これもTOEIC受験を機会に英語を勉強しているお陰かもしれません。


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通行人

自分は英語ができるようになってきたと思うのですが
それでもこの本を読んでみようと思いました。
最初の目次CONTENTSのところを見てみて、これ知らないな
というのがたまにある程度だけど、通しで読めるかなと
思ってます
受験の頃に使った本ですけどね

by 通行人 (2019-06-22 18:02) 

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