第161回TOEIC公開テストの受験料を義援金としました [その他]

何人かのブロガーさんが提案しておられる第161回TOEIC公開テストの返金を東北関東大震災の義援金とする件ですが、 TOEIC運営委員会の手続きは少し先になると思うので、この水曜日に日本赤十字社に振込みしました。

さて、連日のニュースを見ていると、福島の原発への対応も気になりますし、まだかなりの地域で食料や医薬品不足があるようですが、一部では仮設住宅の建築が始まるなど復興に向けて動き出したようです。

それで思い出すのは、やはり 1995年の阪神淡路大震災の時のことです。

被災場所や避難所にもよりますが、震災後1週間目くらいからボツボツと連絡が入り始めるも、当時は携帯電話やEmailがあまり普及しておらず、殆どの場合、電話かFAXが主な手段でした。

そしてその連絡で聞いたことを元に物資を調達するのですが、結構多くが品薄気味でした。

それでもなんとか手を尽くして水・食料・カイロなどを買い込んできても、問題はそれをどう運ぶかです。

高速道路は寸断されていましたし、主要な国道が大渋滞であることはニュースで聞いていました。

オートバイを使った人もいたようですが、考えることは皆同じで細い道まで溢れたために、ほぼ手押し自転車状態になったことと、時々遭遇する横倒しとなった電柱等を乗り越えるのに手数がかかったそうです。

そうなると後は徒歩しかなく、カートに荷物を括りつけて、各地に向うこととなりました。

一方で、私はお客様の応援のため震災当日から張り付いていたのですが、その時は業務回復を優先するのが当たり前という雰囲気でした。

でも本当はまだ生きることに精一杯の方が多くおられたわけで、すべきことがちょっと違っていたのかもしれないとも改めて思います。

ところで、今日は所要で阪急の夙川駅に降り立ったのですが、待合椅子の仕切りに桜をあしらった模様の板が使われているのに気付きました。

110319_132707.jpg

それを見て、震災の年の夙川の桜が凄く綺麗だったことを思い出したのですが、東北~関東にも早く春が来てほしいです。


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。