What Went WrongとLooking Back [英語全般]

今日読んだニューヨークタイムズ紙の記事“How Six Companies Failed to Survive 2010”では、2010年度に事業を停止した6つの中小企業のことについて書かれているのですが、各社の事業内容、ピーク時の状況、そして、What Went WrongとLooking Backという順番でまとめています。

What Went Wrong

要するに「何が悪かったのか」です。例えば、苦境に陥ったある会社の創業者が

She spent thousands of dollars on advertising that did not work.

で墓穴を掘って、そのあとも具合が悪くて店を閉じた例を紹介しています。

突然逸れて恐縮でますが、公開テストor参考書の問題で、この“spent お金 on”のonが出てこなくて間違えたことがあります。

Looking Back

ここでは、ことの背景にあることに触れているのですが、この創業者は、

I realize now I didn’t love what I did,I loved running a business.

と自ら言っておられます。

このように特定期間での見直しは、事業会社なら通常、毎月、四半期、半年、1年、2年といった単位で当たり前のようにします。

では私のTOEIC勉強の場合はどうかと言うと、

  • 毎回のスコアアップに一喜一憂
  • 参考書の勉強の(正答率も含めた)記録が中心

などが見直しの中心であり、もう少し長い期間においてWhat Went Wrongを明確にしたりとかLooking Backで根本原因を追究することが少し足りないような気がします。

むしろ、とにかく「早く900点に辿り着きたい。」が先にあるがための上っ面の修正が主体となっています。

このあたりが昨年6月迄10ケ月間続いた700点台停滞の根本原因だったのかもしれないのですが、拙いのかもしれませんが、正直なところ、現在もあまり変わっていません。

ところで、今年から有料化だったはずのニューヨークタイムズ紙ですが、いまだに普通に読めています。

まさか昨年発表したことを忘れているわけではないでしょうが、このまま有料化計画はウヤムヤになることを激しく希望しています。


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今年こそ英語&中国語 [英語全般]

地下鉄の売店で栄養ドリンクを飲んでいたら目に留まったのが、「今年こそ英語&中国語」と表紙にデカデカと載せた週刊ダイヤモンドの最新号

週刊 ダイヤモンド 2011年 1/8号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2011年 1/8号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/01/04
  • メディア: 雑誌

で、お約束通り直ぐに引っかかって買ってしまいました。

私の関心は当然タイトルの前半部で、簡単ながら以下に感想を交えながらレポートします。

先ず記事の構成は、初級、中級、上級別に分かれており、それぞれの目標を決めて「今年こそ英語」をマスターしようとなっているも、これはあまり気にする必要はありません。

プロローグでは、百マス計算/陰山メソッドで有名な陰山英男さんのTOEIC400点だった1年前からの勉強ぶりを完全密着レポートしているのですが、そもそも英語を勉強ようとし始めたキッカケは、

海外で僕の教育メソッドに興味を持ってくれている先生や生徒には、誠意を持って自分の言葉で話したい。

という目的があったからだそうです。この目的を持つことが大切なことは言うまでもないことであり、私の目的はここここに書いています。

尤も、企業経営者となるとそれだけではないようで、自動車部品メーカーのユーシン社長の田邊耕ニさんは、

商談で好条件を引き出していくには、英語で直接対話するトップ営業が欠かせない。通訳を介していては勝負にならない。

と非常にシビアは事情を語っておられます。

また、方法に関してですが、グーグル名誉会長の村上憲郎さんは、英語の勉強を筋力トレーニングに例えて、

軽いダンベルを持ち上げていたのでは筋力はつかない。重たいダンベルで負荷を与えて鍛えることで、軽いダンベルが楽に持ち上がるようになるのだ。

と言っておられます。この辺りは、私のリスニング勉強でも感じたことと同じです。

初級編のラストには、15問の英語力診断テストがついており、早速トライして間違えた2問を恥ずかしながら晒します。

(文法)1.This medicine is(deadly)if ~のdeadlyに「a. 致命的」の意味があることを知りませんでした。lyを見たら副詞だと思い込む悪い癖です。

(語彙)9.The ex-dictator murmured his protestationの下線語に最も近い意味の語句としてmumbledを選べませんでした。というよりもこの2語とprotestationは知りませんでした。

それでも、13/15だと一応上級に分類されるようで「TOEIC800点を狙え」の頁に行くことになります。しかし、残念ながら、ここで書かれているのは既にTOEIC攻略本に書かれていること、例えば「パート3/4は設問を先に読め」とかのまとめです。

あと以前に紹介した千田潤一さんがTOEICスコア別英語トレーニングについて書いておられるのですが、その中の、

TOEICに出てくる単語の9割は、中学3年までに習う。中学・高校で習う文法や語彙を完全にマスターできていれば、730点は軽くクリアできる。

との発言に対しては、この「完全に」の度合いにもよりますが、少し無理があるのではないかという気がしました。ただ、千田先生の次元からみるとそうなのかもしれません。

スクール各校についての紹介の記事もありますが、楽天常務の鈴木尚さんが、

スクールに通う最大のメリットは、自分が伸びない原因を気づかせてくれることだ。(中略)もう一つのメリットは、生徒同士に仲間意識が芽生えることだ。頑張っているのは自分だけではないと励まされる。

とコメントしておられます。この前者を目的とすればスクールも価値があるような気がします。また、後者の仲間の重要性については私の一昨日の日記にも書きました。

以上、駆け足で紹介しましたが、これら以外にも英語勉強の道具に関してなど参考になる記事もありますので、宜しければ先ずは書店で手にして見てください。


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英語学習の三つの『間』 [英語全般]

今日の朝日新聞の朝刊の「英語力 今年こそアップ!」という記事の中で、ラジオ英語講師の杉田敏さんが授けられる、英語学習の戦術としてのサンマのことが載っていました。

サンマとは、時間、空間、仲間の三つの『間』のことだそうです。

時間や空間に関しては、早朝学習や通勤・通学時間・隙間時間の使い方など、多くの方が自身の工夫について語っておられます。

しかし、仲間の重要性に関する助言は、私だけかもしれませんが、あまり聞きません。

私はTOEIC勉強においてスクールに通っていませんし通信教育等も受けていません。そんな環境で、情報収集に関して専ら頼っているのが言うまでも無くインターネットです。

中でも、著名講師やブロガー各氏のブログが特に重要です。また、昨年の暮れにも書きました が、私の日記にも色んな方からコメントも凄く参考になります。

勿論、何方とも面識もありませんし、Emailアドレスさえ知りません。

しかし、このような方々こそ、私にとって最大の「仲間」です。

ハンカチ王子のようなセリフを言うつもりもありませんが、本当に且つ勝手にそう思っています。

今年は、この「仲間」の力を目一杯借りて、何とか自分の目標を達成します。同時に、私の「仲間」へも還元できるように努めます。


タグ:TOEIC 仲間
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The Long and Winding Road [英語全般]

中学生の頃、英語が得意な同級生の多くがビートルズのファンでした。私もビートルズが大好きで、初めて買ったLPレコード

LINK

を毎日聴いていましたが、しかし、英語はさっぱり駄目でした。

そこから、本格的な英語が嫌いが始まり、勉強から逃避(≒放棄)、業務の必要からカタカナ英語を使うが殆ど逃げ腰を経てようやく2年弱前から(TOEIC)英語の勉強に入ったのですが、悪戦苦闘しながら現在に至るまでの道は、まさに、

です。

今でも苦手意識は抜けず、直ぐに“Help!”とか“Please Please (Help) Me”とか言いたくなります。

そんな私にとっても、

The Beatles finally arrived on iTunes on Tuesday after what Apple's Steve Jobs described as “a long and winding road.”

ニュースはとても嬉しかったです。

元々、

ビートルズの楽曲の管理会社の英Apple Corpsアップルは、商標権をめぐって係争していた 

わけだし、ビートルズ関係者の入り組んだ権利関係を調整するのは想像を絶する大変さだったと思います。

それだけに、昨日のこのニュースの速報を伝える記事の最後の一文、

Steve Jobs has finally become the dominant Apple.

には凄くシビレました。


 


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名詞の動詞化に慣れる [英語全般]

今頃気付くのは遅すぎるのかもしれませんが、動詞化した名詞によく出くわします。特に英文オンラインニュースの中で使われていることが多いように思います。

今日読んだニュースでも、

Steve Jobs may soon bag a pair of the biggest U.S. banks as iPhone supporters.

という英文でbagが動詞として使われていました。

まあ、bag=鞄だけど助動詞mayの後ろだから動詞しか来ようがないということで、bagする=鞄に入れる→捕らえる(≒get)と連想できるのかもしれませんが、いきなり見るとそんな使い方があったかなとドキッとします。

研究社 新英和中辞典(オンライン版)で調べると他動詞の使い方として、

【動詞】 (bagged; bag・ging)
【他動詞】
1 〈…を〉袋に入れる.
2 〈…を〉ふくらませる.
3a 〈獲物を〉捕らえる; しとめる,殺す.
  b 《口語》〈人のものを〉(悪気なく)失敬する,盗む.
  c 〈席などを〉とる,占領する.
用例  She bagged the best seat. 彼女はいちばんいい座席を占領した.
4 《英・学生俗》 (第一に口を出す権利があるとして)〈…を〉要求する
《★通例 Bags I…,またはBags… として用いる》.
用例  Bags I first innings! 1 回目はおれだ!

と説明しています。

恥ずかしながら今回初めてこの使い方にお目にかかったのですが、考えてみれば、「お茶する」(お茶=名詞)とか「ググル」(グーグル=固有名詞)と同じことなのでしょう。

ところで、このニュースのタイトルは、

Bank of America, Citigroup Said to Test Apple IPhone

にて、これまで企業向けスマートフォンの定番だったBlackBerryの代替としてiPhoneが大手銀行2行で検討されていることを報じているのですが、前記の英文におけるbagの意味は、(アップル社のCEOの)ステーブジョブズ氏が2行をRIM社(BlackBerryのメーカー)から「盗む」という感じかもしれません。


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ニューヨークタイムズのフリーズを回避 [英語全般]

テスト前にこんなことを書いている場合ではないのですが、気になるので簡単にまとめておきます。

この日記で何回も書いているように、6月から英文オンラインニュース、といっても最近ではニューヨークタイムズ紙のみを読み続けています。

少し前迄は特に問題は無かったのですが、2~3週間前(だったと思う)から同紙のサイトをアクセスするたびにフリーズが頻繁に起こるようになりました。

因みに私の利用環境は、

  • PC:P4 1.6GHz 512MB
  • OS:Windows XP Home SP3
  • IE:7

です。

8年前に購入したPCにてかなりショボイですが、少し前迄は快適にアクセスできていたのにどうしたものかと思案していたのですが、今回は、色々いじるより思い切ってMozilla Firefoxに変えてみるとしました。

ダウンロード~インストールは簡単、且つ勿論無料です。しかしそれ以上に気に入っているのは、動作のサクサク感です。

(多分どこかをいじれば変更できる)表示フォントやUIのセンスに少し違和感がありますが、これも慣れでしょう。

インポートしたお気に入りを整理する必要があるので、現時点ではIEと並行利用ですが、次月以降に全面移行してしまいます。

マイクロソフトさんのIE8に移項するのも一案だったのすが、もう解決したのかもしれませんが、重さと専用モードが何チャラなんて意見もあったので、今回は見送りとすることにしました。

IEについては、世界シェアで50%を切ったという報道が今月初めにありましたが、

今回の私の場合のように、ごく単純な理由でスイッチしてしまったケースが案外多いのかもしれません。

さて、肝心のTOEIC勉強ですが、昨日の続きでピンク本

LINK

の後半の残り4セットの20分模試をします。そして、その後は公式問題集Vol.3 TEST2のリスニングを聴く予定です。


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オンラインニュース有料化の件 [英語全般]

迂闊にも見逃していたのですが、ニューヨーク・タイムズ紙も一定回数以上のアクセスに対して、来年の1月から有料になるとのことで、既に今年の1月に“The Times to Charge for Frequent Access to Its Web Site”として報道されていたようです。

原文では、

Starting in January 2011, a visitor to NYTimes.com will be allowed to view a certain number of articles free each month; to read more, the reader must pay a flat fee for unlimited access.

Subscribers to the print newspaper, even those who subscribe only to the Sunday paper, will receive full access to the site without any additional charge.

とあるだけで、それ以上の情報はありません。

ですから、無料の“a certain number of articles”が何本位なのかや、それを超えたときに支払わなければならない、“a flat fee”が幾ら位なのかもまだ分りません。

また、“without any additional charge”となる“Subscribers to the print newspaper”は米国内のことにて、我々日本の読者は対象外でしょう。

まあ多分ですが、有料といっても精々年間数千円の範囲でしょうから会員になってもよいのですが、私の場合、過去の経験から、申し込んだ途端に積読状態→英語を勉強しなくなるという悪循環になりそうなので、何か手立てを考えなくてはなりません。

逃げの手として、

readers will be able to read individual articles through search sites like Google, Yahoo and Bing without charge.

とか、

Most readers who go to the Times site, as with other news sites, are incidental visitors, arriving no more than once in a while through searches and links, and many of them would be unaffected by the new system.

などもありますが面倒くさいです。

一方で、同紙の今回の戦略が成功するかどうかは不明です。実際、過去においても、

The Times has tried and abandoned more limited online pay models.

だそうですし、

“This is a bet, to a certain degree, on where we think the Web is going,”

なんて声もあるようです。

ですから、そのうちに元の無料に戻るかもしれないことを願って、別のニュースサイトで暫く過ごすのも一案です。

その間、有料まで丁度あと3ケ月で、色々調べて、来年以降どうするかをよく考えてみます。


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航空便の遅延対応の事情(続編) [英語全般]

先週「航空便のキャンセル対応の最新事情」のことを書きましたが、ヨーロッパ便の遅延となると、また微妙に事情が変わってくるようです。

7/12付けのニューヨークタイムズの記事“Delayed? They’ll Put You Up”によると、

But unlike the United States, where airlines make their own rules on how passengers are compensated when flights are delayed or canceled, the European Union requires airlines to pay penalties of up to 600 euros, or about $750, when the problem is the carrier’s fault, and cover hotel rooms and meals even when it is not.

とのことですが、これは、

The law, EC 261, in effect since 2005, applies to any European Union airline flying to or from a member state.


という法律によるものなのだそうです。では、米国の航空会社も対応しているのかと言うと、本来は、

That means travelers flying on American, Delta, Continental,United and US Airways from Europe to anywhere else in the world are covered by the European Union’s passenger rights laws

なのですが、

Only Delta and American said that they have actually paid claims related to EC 261.Continental and US Airways declined to answer. United referred questions to the Air Transport Association,the trade group representing American carriers.

とうのが実態のようで、

it is not clear how willingly airlines actually pay compensation, and how effectively the rule can be enforced.

とは、何のための法律なのかと思ってしまいます。

ただ、ヨーロッパにおいても、

Even within Europe, many people do not know about these passenger rights rules, so the European Commission recently started a publicity campaign to educate travelers about the law.

といった状態だそうですから、米国の航空各社もまだあまり気に掛けていないのかもしれません。

でも、もし航空便の遅延があった場合には、

The first place a passenger who wants to make a claim should go is the airline itself ? the airlines know this.

とMr. Kidd of the European Commissionさんが言っておられますので、そうしたらいいのでしょう。

ところで、記事のタイトルの“Delayed? They’ll Put You Up”に於けるPut Up=Pay(みたい)にて、「遅れたって? 彼ら(航空会社)が(食事や宿泊代を)払ってくれるよ」は、上の文の超言い換えなのかもしれないと思いました。


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航空便のキャンセル対応の最新事情 [英語全般]

TOEICのPART3/4で良く出るのストーリーの一つに、航空便のキャンセル時の航空会社の対応があります。大抵の場合は、返金、代替便、宿泊・食事代の提供の流れですが、最新の実事情は違うようです。

2010/7/6付けのニューヨークタイムズ紙の記事“Airlines Play the No-Fault Card”によると、確かに、

Five or 10 years ago, airlines paid for hotels and meals more readily,

だったようなのですが、最近では、

travelers are generally given two options: a refund for the unused portion of their ticket, or a seat on the airline’s next available flight,

しかないようで、しかも、

now that there are fewer flights and many of those flights are full, could be days later.

とは辛いです。

また、航空会社のキャンセル責任の負い方についても様々なようで、

Basically, the only time an airline might take responsibility for a delay or cancellation is when there’s a problem with the aircraft,

なのだそうですが、

although Southwest even includes “mechanical difficulties” in its list of not-our-fault situations.

となると、ホンマかいな?です。

そこで、

What else can you do?

として色々指南してくれるのですが、

some of those policies apply only “at the passenger’s request.”

なんてこともあるので、原則としては「言わなきゃ損」です。

また、もっと過激なのになると、

another option is buying a new ticket and then suing the airline in small claims court to be reimbursed for the extra expense.

など、さすがアメリカと思わせます。

まあ、こんな事情がTOEICの試験内容に影響することはないと思いますが、何かの時のために知っておくことにします。

尚、このような航空便やホテルの宿泊に関する記事は、ニューヨクタイムズ紙のTRAVEL欄

nyt20100706.JPG


で読むことができるのですが、結構TOEICの頻出語句・表現も出てくるので、READING全体のスコアアップに役に立つと思っています。


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英語の社内公用語化 [英語全般]

既に多くのブロガーが記事にされているので後だしジャンケン気味ですが、最近話題の英語を社内の公用語にする件については、もう少しやりようが無かったのかと思います。

別に楽天さんもユニクロさんを揶揄するつもりはありません。両社とも事業を世界展開するために必要があってしておられることです。それに、今や両社とも大会社なので、それ位の号令の掛け方をしないと前に進まないのでしょう。

ただ、日常の業務効率、生産性は落ちます。また、追い詰め型の英語公用語化は必ず付いてゆけない人を生みます。この点については、英語がアカンの第一人者である私は断言できます。

勉強の方法やペースについては個々それぞれであり、期間を区切って、全員or大半を同じレベルに引き上げようというのには無理があります。

寧ろ、会社が大きな方向性を示した上で日々日常から英語を勉強する/使ってみる環境を作り、丁寧にケアしながら徐々に全体のレベルを上げてゆく、そして必要な時には何時でも日本語→英語にスイッチできるようにするのがベストです。

同じ話にしてしまうのは少々無理があることを承知の上で言うと、社内業務のパソコン化が参考になります。会社の規模を問わず、パソコンを仕事で皆が使うようになったのは、1995年~2005年だと思います。

会社の号令や情報システム部門の旗振りがあったのは事実ですが、多くの場合、各部門毎にパソコンに詳しい人が居てor育って、その人がお助けマンをしつつ全体を引き上げて、多くの人が不自由なく使えるようになりました。

英語でもそれと同じことをすればよいのです。技術職であればテクニカルリファレンスやホワイトペーパーを日々読む、営業職であれば外資系同業者の資料を読む、管理部門であれば英文契約書の修正の下交渉案を先ずは自分で作成する、などから始めて、それをチーム内に広げて行きます。

この方法とてそんなに簡単ではないことは承知していますが、強制してコケルよりはマシです。

話を戻すと、楽天さんはビジネスホテルを予約の時にいつもお世話になっていますし、ユニクロさんは私のユニフォームです。ですから、両社にはこれからも良いサービス/製品を提供して欲しいだけに、英語に振り回されるようにはなってもらいたくは無いです。

あまり大したことも書いてませんが、両社の社員の方に小生の日記がお役に立てるのでしたら幸いです。


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