失点を防ぐための練習と本番前の慣らし運転 [勉強の仕方や覚え方]
先週の記事に対して、みかん星人さんからコメントをいただいたのですが、凄く勉強になったので、
- 失点を防ぐための練習
- 本番前の慣らし運転
の観点から、再度書かせていただきました。
【失点を防ぐための練習】
みかん星人が言っておられる
私は先読みに失敗したときの状況を想定して、意図的に先読みせずに解答したり、瞬時に設問だけを先読みする訓練などを問題演習やIPテストを通じて行っています。
最近は演習時に先読みをしたり、しなかったりをランダムに行い、再度、先読みのリズムを取り戻す訓練なんかも取り入れたりしています。
については、
- 先読みしない練習
- 短い時間で先読みする練習
- リズムの回復練習
- マークミス時の訂正練習
の4つに分かれます。
先読みしない練習
正確には先読みできなかった場合にどう解くかです。
実際の本番でも何回かこのような経験をしていますが、どうしたかは覚えていません。
多分ですけど、questionsとresponseに目をやりながらconversationsを聴いていたのだと思います。
この場合、wahat are the speakers discussing?のような所謂「森」系の問題を確実に取ることを心がけ、「木」系の細かな問題を諦めるorもう一つ取れればOKと思う練習も必要なのかもしれません。
短い時間で先読みする練習
前の問題で迷って時間が推して、先読みする時間が殆どない、或いは瞬時で先読みしなければならない時があります。
私の場合、例えばQuestions 44 through 46 refer to the following conversationsが聴こえて来た以降の約6秒弱で3問をパッと眺めて内容を把握する術はなんとなく身についてような気がします。
ただ、questionsかresponseに難しい単語が入っていたりするとコケる場合もあります。
また、瞬時の経験はないのですが、conversationsに入る直前の1~2秒でquestions×3個を目に焼き付けるような練習も必要なのかもしれません。
リズムの回復練習
conversationsの内容が不得意なテーマで十分に聴けなかったり、直前の問題で失敗したことが尾を引くケースもあります。
現時点では、「大丈夫だ。リズムを回復した。」と自分に呟くぐらいのことしかしていないのですが、練習時に、わざと失敗して回復する練習をした方がよいのかもしれません。
マークミス時の訂正練習
ミスの量にもよります。
数問のミスなら一つずつ消して書いてで訂正できますが、例えばPART3の44辺りでミスしてそのあとの20問でマークずれを訂正するのは難儀です。
PART3自身も未だ何問か残っているので、先ずはそれを正しく解答するのが先決です。
そして、その後のPART4を済ました後でないと訂正できないと思います。
また、方法は好き好きです。一つ消して一つ書いてでもいいですがが、PART3を一旦全部消して、記憶を頼りながら、新たにマークした方がよかもしれません。
【本番前の慣らし運転】
公開テスト当日の備え方に対して、みかん星人さんは、
私はPart2、3を最低でも1回は解き、Part7を1セットは解くようにしています。
ある程度の英文を読んでおかないと、スムーズに脳に英語が入ってこないように感じるからです。
フワフワとした感じでテストに入ると、いきなりPart1から聞き逃しますしね
といっておられますが、この
フワフワとした感じ
を取り除いて集中できる体制にしておくのが結構大事です。
野球で言うと、打撃から守備まで一通りの練習をして一旦気持ちを引き締めてから試合臨むのと同じです。
私の場合、テスト当日は、リスニングを最低でも2セットは聴いているのですが、実際に「解く」(答えを選んでマークシートを塗る)まではしていません。
ただ、PART2の呼吸合わせを1回でも通しておいたほうがよいのかもと今回思いました。
また、PART7をフルセット解けばベストなのかもしれませんが、少なくとも一定量以上の英文を読むことは次回試してみます。
【まとめ】
従来の勉強は、英語力を上げる、TOEIC問題に慣れる、など「得点を取る」ための勉強です。これで実力が付けば十分なのかもしれません。
ただ、ミスは必ず付いてまわるわけで、それを回避する、或いはミスった時でも立ち直れる訓練で、「失点を最小化する」ことができるのだと思います。
実際、仕事においてもContingerency Plan、或いはそこまで行かなくてもエラー対応があるのとないのでは、随分違うわけで、TOEIC受験においても準備の
備えあれば憂いなし
なのだと思います。
コメント 0