最後の最後まで見事でした [その他]

申し訳ありませんが、もう一日だけ、Steve Jobsさんの追悼にお付き合い下さい。

随分前のことですが、Fortune誌のこの号だったか、或いはByte誌だったかで、Steve Jobsさんと(マイクロソフト社の)Bill Gatesさんの対談のを読んだことがありました。

その中で、Hewlett Packard社の小型カラーインクジェットプリンターへの評価の食い違いから、Bill Gatesさんが上から目線的な物言いをしたのに対して、Steve Jobsさんが黙ってしまったのがすごく気になっていました。

当時Steve JobsさんはApple社を追い出されて、NEXT社の立ち上げに邁進しておられた時期だと記憶していますが、それでも立場の違いから、意気消沈しているように見えたのですが、どんなことを考えていたのかと今改めて思います。

ひょっとして、今月発売の自伝書

Steve Jobs

Steve Jobs

  • 作者: Walter Isaacson
  • 出版社/メーカー: Simon & Schuster
  • 発売日: 2011/10/24
  • メディア: ハードカバー

にはその頃のことも書かれているかもしれません。

直接ではないにせよ、亡くなる前日にはきちんと新しい製品iPhone 4S(=iPhone for(4) Steveと言われているそうです。)の発表を済ませ、また、唯一の本人公認の自伝書の発売が当初は来年だったのを早めた上に、日本語版

 
スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

  • 作者: ウォルター・アイザクソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ハードカバー

同じタイミングで出版されるとかで、まさに最後の最後まで見事でした。


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