第161回TOEIC公開テスト中止に伴う対応措置と震災関連 [TOEIC全般]
本日付けで「3月13日(日)第161回TOEIC公開テスト中止に伴う対応について」と題して、対応措置が案内されましたので、まとめておきます。また、震災関連についても少し追記します。
日程変更での実施無し
場合によっては4月以降に延期という形で第161回があるかもしれないと思っていましたが、
第161回TOEIC公開テストは、日程変更して実施することはいたしません。
で確定です。
よって次回は、5月末の第162回となるのだと思いますが、これに関連しては、
第162回TOEIC公開テスト【2011年5月29日(日)実施予定】以降の実施について今後のテスト実施につきましては、随時TOEIC公式サイトにてお知らせいたします。
とあります。そのまま素直に考えていいのかもしれませんが、読みようによっては、第162回以降に何かが変わるように思えてしまい、第162回の申し込みを今日済ませました。
第161回の受験料は全額返金
これについては、
受験料につきましては全額返金いたします。
と記載されています。以前2009年8月にも受験料の値下げを発表し、9月の公開テストを既に申し込み済みの人に対して確か郵便為替で差額返金してきたことがあったのですが、これと同じような手続きになるのかもしれません。
また、この3月に就職、転勤等で住所が変わる方が結構おられると思いますが、
郵便局に「転居届け」をご提出ください。
とあるので、TOEICが保有する受験者のマスターを直ぐに変更してくれるわけではないようです。
昨年「EmailアドレスをIDとしている場合の変更ができないのは不便」と書きましたが、これとともに解決してほしいです。
第161回TOEIC公開テスト申込証明書の発行
大学院への進学や会社へのスコア提出が必要な方も多いと思いますが、
また、お申し込みいただいた方全員に「第161回TOEIC公開テスト申込証明書」を発行いたします。本証明書は、中止となった第161回TOEIC公開テストにお申し込みいただいていたことを証明するものです。
就職・進学等の目的で第161回TOEIC公開テストの公式認定証が必要だった方は、ご活用ください。
と説明されています。
但し、当然スコアの証明ではないので、これがどの程度効力があるのかはわかりません。
少なくとも会社においては、「今回は受験する予定で730点の自信がありました。また、TOEICからも申込証明書が出ています。」では通じないと思います。
第161回公開テストを中止とした理由
受験要領、インターネット申し込み、マルチコピー機(セブンイレブン)での申し込みにおいても説明済みとと断った上で、
3月13日(日)に実施を予定しておりました第161回TOEIC公開テスト中止に伴い、当協会ではこの事態を受験要領に記載した「不測の事態による公開テストの中止について」に該当するものと位置づけております。
としておられますが、これも本当は、2011/03/12 (土) 13:34付けのメールで書かれた方が良かったかもしれません。
震災関連
連日の震災と原発に関するニュースが続いていますが、一日も早い回復を願っています。
関東地区ではコンビニやガソリンスタンドで売り切れ続出だそうですが、関西でも携帯ラジオやミネラル水は品薄です。
また、今日の時点でも計画停電や鉄道の運行状況がはっきりしないことで多くの方が苦労しておられるようですが、知人の話によると震災当日に新宿から徒歩で川崎に向う途中の駅や交番でも避難所の情報が得られなかったとのことで、ここ数日は大変な毎日だと思います。
かくいう私も、自身は被災しませんでしたが、阪神・淡路大震災の時は何名かの同僚の安否が1週間以上も分らなかったり、神戸の取引先に連絡しようにも電話が通じないので瓦礫の中を行くしかなかったり、電車で1時間くらいの得意先に行くのにも航空機で伊丹から岡山まで行って不安定な在来線で戻ってきたり、臨時のフェリーの予定を毎日気にしながらだったりで、必死の思いで過ごしたことがありました。
そんな時の教訓は、
出来ることから手を付ける
です。
本来は優先順位を考慮して進めてゆくのが正しいのでしょうが、これは、業務の前提、或いは段取りなどの条件が等しく整えられている平時の話です。
にも関わらずコンサルタントの先生方は、あるべき姿を後付けで言われますが、いざ現場に立った時には自分で判断して行くしかありません。
そうでないと手を拱いているうちに条件が変わって駄目になってしまうこともあるわけで、一日も疎かにせずに対応してゆくのが重要だと思いました。
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