大阪府橋下知事のTOEFL予算配分 [英語全般]

先月のニュースを今頃ネタにするのは何ですが、「大阪府橋下知事のTOEFL予算配分」

府立高校全138校と私立高校全96校を対象に、各校50~100人にTOEFLを受験してもらい、平均点からトップ50校を選出し、上位、中位、下位のグループに分ける。上位グループほど配分が多くなる計画。予算は学校運営で自由に使えるようにするという。

橋下知事は昨年11月、韓国で英才教育が行われている高校を視察した際、「次世代のリーダーに必要なのは英語のコミュニケーションとプレゼンテーション能力だ」と話すなど、実用的な英語教育の必要性を訴えていた。

を読んだ方は多いと思います。

TOEIC受験生の私の立場からすると色々言いたくなりますが、高校生向けですから将来の進学において外国の大学の選択を視野に入れられるようとの配慮もあるようです。

でも、高校でTOEFL→大学/企業で(殆どの場合)TOEICって一貫性がないように見えます。

本来的には、TOEFLもTOEICも英語であることに変わりはないのでしょうが、それでも実際に学ぶ側からするとどちらかに絞って欲しい筈です。

また、大阪府下の全高校240校で受験を促すとのことですが、適切に指導できる先生を揃えるのは相当に難しい問題です。

加えて、英語がアカンを自認する私としては、こんなことよりも寧ろ、高校生が基本的な文法だけでも概ね理解できるようになる方が重要だと感じます。

昨今の企業における英語強化騒ぎでもそうですが、少なくともこういう基本的な能力開発に関する施策を検討・決定する立場の人は、例えばこの場合はTOEFLでもTOEICでもいいですから自分で先ずは受験して評価した上でモノを言ってもらたいと思います。

私は方向性を指示する立場であって頑張るのは皆さんです、では必ず失敗します。


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